ラックアンドピニオン / ブーツ
交換の目安 4~5万Km / 3~4年 / 破損時
自動車のラックアンドピニオンとは、ステアリング・ギア機構です。ステアリング・ホイールからのシャフトの先端にピニオン・ギアがあり、ラック・ギアは進行方向90度に取り付けられラック両端に個々の車輪の操舵機構が設けられています。ステアリング・ホイールの操作によりピニオン・ギアが回転し、ラックが進行方向左右に水平移動することで車輪に伝達され向きを変えます。
ラックアンドピニオン型ステアリング・ギア機構はボール・ナット型と比べ操作力が必要であること、路面からの反動が伝わり易いなどの欠点がありますが、バックラッシュが少ないこと、ステアリング操作時の操作感(ステアリング・フィール)が良いこと、構造が簡単で安価なことなどが利点です。
こんな症状がでたら交換時期
ラックアンドピニオンが破損すると最悪な場合走行できなくなることもあります。